ケガの予防は、身体を正しく動かすこと
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ぎっくり腰
猛暑も少しずつ落ち着いてくる9月。
この時期に注意したいのが、「ぎっくり腰」です。
昼夜の温度差が激しくなると腰の筋肉が柔軟性を失って、ふとした瞬間に関節や筋肉を痛めることがあります。
重量物を持ち上げたとき、高いところにあるものを取ろうとしたとき、急に立ち上がったとき、靴下や靴を履こうとしたとき、くしゃみをしたとき…
日常のさまざまな場面がきっかけになります。
特に腰が弱っているときや、疲労やダメージが溜まっているときは油断できません。
そこで当院では、腰や骨盤の正しい動かし方、トレーニング法を指導しています。
最近の研究では、ぎっくり腰は安静にしているだけでは治らないとの報告があります。
むしろ、安静期間が長過ぎると腰や骨盤周囲の筋肉が弱くなり、身体を支えきれずに再発しやすいそうです。
もちろん無理は良くありませんが、痛みがあるからといって、過度に活動を控えてしまうのも危険だということです。
正しく身体を動かすことができれば関節の動きがスムーズになり、身体にかかる負担も軽減、ケガをする前、もしくはそれ以上の丈夫な身体になります。
身体の正しい動かし方を覚えて、ぎっくり腰や急な痛みを予防しましょう!